7月15日、タマホームスタジアム筑後で行われたウエスタン・リーグ公式戦、福岡ソフトバンク対オリックス20回戦は、3対0で福岡ソフトバンクが勝利した。
福岡ソフトバンクは1回裏、西尾歩真選手、井上朋也選手の連打で1死2、3塁から、秋広優人選手の犠飛で1点を先制。4回裏には、敵失と渡邉陸選手の安打などで無死2、3塁の好機を得ると、ゴロの間に走者が1人生還し、追加点を挙げた。
先発の安德駿投手は、安打や四球で走者を出すも、要所を締め得点は与えない。3回表は3者凡退に打ち取り、3回49球1安打2四球2奪三振無失点で降板した。2番手・岩崎峻典投手は6回表に1死2塁のピンチを招いたが、後続を退き、3回1安打無失点の好投を披露した。
7回表は岩井俊介投手が3者凡退に抑えると、直後の7回裏に野選で1点を追加。8回からは伊藤優輔投手、尾形崇斗投手がそれぞれ1イニングを無失点でつなぎ、3対0で試合は終了した。打っては西尾選手、渡邉選手が2安打、投げては計5投手の完封リレーで、チームは2連勝を飾った。
一方のオリックスは、先発の椋木蓮投手が3.1回56球5安打無四死球4奪三振2失点(自責点1)の内容。打線は散発3安打に抑え込まれた。
123456789 計
オ 000000000 0
ソ 10010010X 3
オ ●椋木蓮-川瀬堅斗大江海透-権田琉成
ソ 安德駿-○岩崎峻典-岩井俊介-伊藤優輔-S尾形崇斗
文・薗田陽和
【ファーム】安德駿ら5投手の完封リレーで若鷹2連勝
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2025.7.15(火) 20:54
