
◆パ・リーグ ロッテ2―9日本ハム(4日・ZOZOマリン)
日本ハムの達孝太投手が6回5安打無失点で7月14日(対西武・東京D)以来1か月半ぶりの7勝目をあげた。「2イニング目、ランナー2人出てから、まじでここ2試合が走馬灯のようによみがえってきて、打たれる気しかしなかった。死ぬ気で投げました。踏ん張れたのでめっちゃよかった」。2回無死一、二塁のピンチをゼロでしのいだ場面を振り返った。
壁を乗り越えた7勝目は格別で、「いい心の状態で臨めているのでいい結果になった。初勝利よりうれしいですよ。まじで」。22年のデビューから7連勝のプロ野球記録を達成した21歳は、「1年目で活躍した選手が2年目で活躍できないとか言いますけど、それを1年で経験している感覚。勝てないと長いです。すっきりしない」と喜びも大きかった。
復活の要因としては、「メンタル状態が良くなってきた。控えめな発言が減った。24時間野球に突っ込むだけ。それだとマイナス思考にならないというか自信満々でいける」と語った。
新人王候補筆頭の右腕は、「こんなもんじゃないでしょというところを見せたい。あと3勝。この勢いだったらいけそう」と大投手への道を歩む。
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