福島蓮が自己最多111球2失点の熱投で2勝目 9得点で北海道日本ハム連勝

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2025.8.14(木) 21:31

北海道日本ハムファイターズ・福島蓮投手(左)田宮裕涼選手(右) ©パーソル パ・リーグTV
北海道日本ハムファイターズ・福島蓮投手(左)田宮裕涼選手(右) ©パーソル パ・リーグTV

 8月14日、エスコンフィールドで行われた北海道日本ハムと千葉ロッテの第16回戦は、9対4で北海道日本ハムが勝利した。

 北海道日本ハムは初回、五十幡亮汰選手が四球から、二盗、三盗で1死3塁の好機を演出。野村佑希選手が適時打を放ち先制に成功すると、レイエス選手が23号2ランで続く。3回裏にも、四球とレイエス選手の安打で2死1、2塁から石井一成選手の適時打に悪送球が絡み、2点を追加した。

 援護をもらった先発・福島蓮投手は2回表にソト選手から10号ソロを被弾。それでも、以降は6回まで毎回奪三振を記録するなど、追加点は与えない。打線は5回裏にも、2死1塁から清宮幸太郎選手が適時二塁打を放ち、田宮裕涼選手の5号2ランでスコアを8対1とした。

 福島投手は7回表、内野安打と死球などで2死1、2塁から代打・愛斗選手の適時二塁打で1点を失うも、味方の好守もあり1塁走者の生還は許さず。7回111球7安打2四死球7奪三振2失点でマウンドを降りた。

 7回裏にも田宮選手の適時打で追加点を挙げ、8回表は田中正義投手がマウンドへ。1死満塁から内野安打で1点を失うと、2死満塁の場面で齋藤友貴哉投手にスイッチ。押し出し四球で1点を失うも、後続を二ゴロに打ち取り最少失点に抑えた。

 5点リードの最終9回表は山本拓実投手が無失点に抑え、試合終了。勝利した北海道日本ハムは、福島投手が自己最多となる111球を投じ、2失点の好投で2勝目をマーク。打線は、田宮選手が2安打3打点、レイエス選手が2安打2打点、中島卓也選手が2安打を記録している。

 一方、敗れた千葉ロッテは、約3年ぶりの一軍マウンドとなった先発・河村説人投手が3.2回103球5安打3四球5奪三振5失点(自責点4)と役割を果たせず。打線は、池田来翔選手が2安打1打点、西川史礁選手、高部瑛斗選手が2安打をマークするなど、相手打線を上回る計12安打を放つも、4得点に留まり、6連敗を喫した。 

  123456789 計
ロ 010000120 4
日 30203010X 9

ロ ●河村説人-菊地吏玖-澤村拓一-小野郁-中村稔弥
日 ○福島蓮-田中正義-齋藤友貴哉-山本拓実

文・横山蒼

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