8月9日、ZOZOマリンスタジアムで行われた千葉ロッテとオリックスの第17回戦は、3対2でオリックスが勝利した。

　オリックス打線は4回表まで、相手先発・小島和哉投手の前に無得点と苦しい展開が続いていたが、5回表、紅林弘太郎選手、若月健矢選手、廣岡大志選手の連打で満塁の好機をつくり、2死から頓宮裕真選手の押し出し四球で1点を先制。先発・エスピノーザ投手が直後に西川史礁選手の適時二塁打で追い付かれるも、6回表には、太田椋選手の6号ソロで勝ち越した。

　エスピノーザ投手は、6回裏、連打で無死1、3塁とされると、藤岡裕大選手に同点の犠飛を許し、6回112球7安打2四球4奪三振2失点で降板。続く7回裏を岩嵜翔投手が無失点に抑えると、8回表、太田選手の四球や大里昂生選手のセーフティバントなどで好機をつくり、2死3塁から若月選手の適時打で勝ち越しに成功する。8回裏をペルドモ投手が無失点でつなぐと、最終9回裏はマチャド投手が締め、3対2で試合終了。

　勝利したオリックスは、2番手・岩嵜投手が3勝目。打線では若月選手が3安打1打点の活躍を見せ、連敗は「5」でストップした。一方敗れた千葉ロッテは、先発・小島和哉投手が5.2回114球8安打4四球1奪三振2失点の内容。打線は10安打2得点とつながりを欠いた。なお、西川史礁選手が3安打1打点をマークしている。

　 １２３４５６７８９ 計
オ ００００１１０１０ ３
ロ ００００１１０００ ２

オ エスピノーザ-○岩嵜翔-ペルドモ-Sマチャド
ロ 小島和哉-澤田圭佑-小野郁-●横山陸人-澤村拓一

文・西嶋葵

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