
◆SMBC日本シリーズ2025第5戦 阪神2―3ソフトバンク(30日・甲子園)
2点差をひっくり返したソフトバンクが4連勝で阪神を下し、2020年以来5年ぶり12度目の日本一に輝いた。8回1死一塁で柳田悠岐が左翼ポール際へ同点2ラン。24年のDeNAとの第6戦以来、日本シリーズ5本目はチームのシリーズ通算100号となった。その後延長戦に入ったが、11回の先頭打者で野村勇が右翼席へのソロ弾。シリーズ通算800号の節目の一発で勝ち越した。延長戦突入でのV決定は1950年毎日、1961年巨人、1962年東映、1974年ロッテ、1988年西武、1992年西武、2010年ロッテ、2017年ソフトバンク、2021年のヤクルト以来となる。
25日の第1戦から中4日で先発した有原航平投手は、2回に先制を許しながら粘りの投球で5回途中まで投げ抜いた。同点に追いついた後、8回に藤井皓哉投手、9回から守護神・杉山一樹投手と勝ちパターンの投手を投入。杉山は10回もマウンドに上がって無失点に抑え、反撃の流れを作った。
優勝を決めたソフトバンクナインは、小久保監督を胴上げ。牧原は中村晃のユニホームを手に涙を見せた。
2勝1敗から王手をかけたチームは過去25度あり、そのうち24度が日本一でV確率は驚異の96%。またソフトバンクが2勝1敗から王手をかけたのは過去5回で、うち4度が日本一。好データを生かして敵地で日本一に輝いた。ソフトバンクが延長戦で日本一を決めたのはDeNAと戦った2017年以来2度目。この時は川島慶三の右前安打が決勝打となり、工藤公康監督(当時)が宙に舞った。
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