3月14日の13時から、静岡草薙球場で東北楽天とオリックスのオープン戦が行われる。

　ここまで10戦4勝6敗と負け越している東北楽天だが、チーム打率.282は12球団トップ。中でも小深田大翔選手は打率.321（3位）、辰己涼介選手は打率.294（4位）と好成績を残す。また渡邊佳明選手は、11日の千葉ロッテ戦でサヨナラの適時二塁打を放つなど、規定未達ながら打率は3割超え。プロ5年目を迎える今季、持ち前の勝負強さはもちろん安定感も求めていきたい。

　対するオリックスは、杉本裕太郎選手に注目。ここまで出場5試合のうち、4試合で安打を放っており、打率も規定未達ながら.556と打線をけん引している。一方で、まだ杉本選手をはじめ、森友哉選手ら主砲に一発が生まれておらず、そろそろスタンドを沸かせるアーチにも期待したいところだ。

文・小野寺穂高