
楽天・今江敏晃監督(40)が30日、則本昂大投手(33)を新守護神に任命した狙いを「いろんな経験もして、すごい成績を出してきた選手。球場も盛り上がるし、相手チームに対しても圧力をかけられる」と明かした。
まさに青天の霹靂(へきれき)だった。12月5日の契約更改後の会見で則本は「松井裕樹の後釜じゃないですけど、クローザーを務めたいなと思ってます」と発言。今季、チームで唯一規定投球回に到達する155回を投げ、通算114勝(91敗)を挙げた大黒柱のまさかの配置転換にどよめきが起こった。
先発としてのキャリアを積み、通算200勝も視野に入っていた。それでも、パドレスに移籍した松井裕に代わるクローザーの人選を進めた指揮官は「打たれたら仕方ないと思えるような選手じゃないとダメ」として、コーチらと熟考の末、満場一致で右腕の名が上がった。「則本が行ってくれるとチーム的にも最後、締めくくるんだという気持ちにもなれる」。投手陣の大黒柱が新たなマウンドで勝利をたぐり寄せる。(内藤 菜月)