
オリックス・東晃平投手(23)が、敵地でも強気に腕を振る。第3戦に先発する右腕は30日、甲子園で前日練習。マウンドから捕手を座らせた状態で6球を投げ、ファーム時代の21年9月25日以来、1軍では初となる甲子園のイメージを膨らませた。「ワクワクしている。(阪神の応援は)全然、気にならない」と強調。育成出身として球団で初めて日本シリーズの先発マウンドに向かう。
昨年8月にプロ初勝利を挙げた右腕は、球団新のデビューから7連勝を達成。プロ6年目のシーズンは、6勝無敗で完走した。この日は、打席でスイングも行い、プロ初打席の予習もバッチリだ。宮城のバットを使用する予定で「1本打てたらいい」とニヤリ。飛躍の一年の集大成で躍動する。
関連ニュース
・【オリックス】骨折していた頓宮裕真、シートノックで一塁に「出たら守りますよ」
・【オリックス】山本由伸、65年ぶり3年連続の沢村賞「もっと努力を重ねていきたい」
・【オリックス】山本由伸に「沢村賞」 3年連続は400勝投手・金田正一以来
・【オリックス】“ナカジマジック”さく裂 メンバー入れ替えた3人全員安打で8―0返し
・金村義明氏、オリックスの宮城はベース板へ臆せずどんどんストライク 新エースの覚悟感じた