
楽天の宮森智志投手(24)が22日、仙台市内で自主トレを公開。故郷に明るい話題を提供することを2年目の公約に掲げた。
21年の育成ドラフト1位で入団し、1年目の昨季は7月に支配下を勝ち取ると、日本タイ記録となる新人デビューから22試合連続無失点を記録。終盤はセットアッパーに昇格し、26試合で1勝1敗1セーブ、防御率1・54とブレイクした。
年末に広島・呉市安浦町に帰省した際には「地元が田舎なので、自分の話めちゃめちゃ広まっていた」と見ず知らずのお年寄りから「おめでとう」と祝福の声が相次いだという。
18年には西日本豪雨により地元が洪水被害を受けた。「町がちょっと沈んでいたというか。『こういった明るい話題がひとつでもあるとうれしい』と(言われた)。そういうのを聞くとうれしい」と周囲からもらった感謝の言葉に胸を打たれた。
新人王の資格も残る今季は「一試合一試合、しっかり抑えて、その結果が最優秀中継ぎだったり、自分のタイトルになれば」と意欲を示した。“勲章”を手にして凱旋(がいせん)すれば、町民たちの熱はもっと高まるはずだ。
(長井 毅)