5ゲーム差で迎えた首位攻防第1戦。1週間前の札幌ドームでの3連戦は北海道日本ハムが2勝1敗で勝ち越し、今度はヤフオクドームでの3連戦となる。福岡ソフトバンクの先発はリーグトップタイの11勝を挙げている和田投手。北海道日本ハムの先発はチームの勝ち頭・有原投手の2週連続で早稲田大学出身同士の対決となった。
初回、北海道日本ハムは2死から3番・大谷選手が安打で出塁。続く4番・中田選手が外角の直球を鋭いスイングで完璧に捉え、打球はセンターのフェンスを越える16号2ランに。「有原がマウンドに上がる前に先制できてよかった」と有原投手を援護する4番の仕事を果たし、北海道日本ハムがまずは先手を奪う。
有原投手は150キロ近い直球に110キロ前後のカーブを織り交ぜるなど、タイミングを狂わせて相手の反撃を封じ、3回まで無失点に抑える立ち上がり...