ジャイアンツの新強化責任者が意欲「長期間に渡って彼をスカウトしてきた」
西武は菊池雄星投手のポスティングシステム(入札制度)の申請手続きを正式に済ませ、メジャー30球団は4日(日本時間5日)から交渉が解禁となった。新天地候補の1つに浮上しているジャイアンツの強化責任者は、獲得の下準備として調査を済ませていたことを認め、「手続きは来週スピードアップする」と週明けの争奪戦参戦の方針を明らかにしている。米テレビ局「NBCスポーツ」が報じている。
ダイヤモンドバックスからフリーエージェント(FA)となっていた左腕パトリック・コービン投手がナショナルズと6年1億4000万ドル(約158億円)のメガディールを結んだことで、先発投手のマーケットは本格的に動き出した。
ついに「Yusei Kikuchi」の番がやって来た。
「彼は日本で成功した選手だ。長期間に渡って彼をスカウトしてきた。他の球団同様だ。日本からやって来る多くの選手は地理的に近いという理由で、西海岸でのプレーを好んでいる。そのため、我々はかなり有利な位置にいる」
記事によると、ドジャースから今オフ引き抜かれたファーハン・ザイディ強化担当責任者はこう語ったという。ポスティングがスタートした菊池争奪戦に関して、西海岸という地の利が有利に働くと分析している。
「我々は間違いなく彼に関する準備を済ませている。彼はポスティングにかけられたばかりだから、来週、その手続きはスピードアップするだろう」
菊池争奪戦は週明けに加速すると、敏腕で鳴らすザイディ氏は分析していた。
(Full-Count編集部)
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