「評価はしてくれた」も“2位査定”で開きか、差額は「中……ですかね」
1日、福岡ソフトバンクの上林誠知外野手が契約更改の交渉を行ったが保留。5日に再交渉を行う。
今季の上林は、レギュラーシーズン全143試合に出場し、打率.270、22本塁打、62打点、13盗塁を記録。これらすべては昨年を上回る数字だ。さらに歴代4位の三塁打14本を放ち、守っても両リーグトップの10捕殺を記録した。
レギュラーとして定着し、チームの顔に成長したことを「評価はしてくれた」としながらも「考えていた金額と少し差があった」とした。アップ提示を受けたことは間違いないが「差額を大・中・小で言えば?」の問いかけに「う~ん、中……ですかね。いろいろと含めてもう少し」と苦笑いした。
すでに2軍は秋季キャンプ中の宮崎などで契約更改を行い、美間優槻内野手が1度保留した経緯はあるが、1軍クラスの契約更改はこの日の上林が一番手。いきなり“シーズン2位査定”の厳しさを感じさせる保留スタートとなった。なお、上林は5日に再交渉を行うことが決定した。
(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)
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