福岡ソフトバンク古谷優人が現状維持も確かな手応え 初の1軍経験に「成長できたと思う」

Full-Count 藤浦一都

2018.11.19(月) 11:20

契約更改に臨んだ福岡ソフトバンク・古谷※写真提供:Full-Count(写真:藤浦一都)
契約更改に臨んだ福岡ソフトバンク・古谷※写真提供:Full-Count(写真:藤浦一都)

来季の目標は「1軍で中継ぎとして30試合」

 福岡ソフトバンクの左腕・古谷優人投手が19日、契約更改に臨み、現状維持の推定700万円でサインした。

 今季は2軍戦で29試合、3軍戦で15試合に登板。2軍戦では5勝2敗、防御率3.81の成績を残した。また、8月14日には初めて1軍にも登録された。

「去年の2軍の登板が11試合だったので、倍以上登板できましたし、投げる機会はありませんでしたが1軍にも登録されて成長できた1年だったと思います」と古谷。入団時から左手の血行障害という悩みを抱えているが、「手術しても確実に治るわけではない」と、今後もうまく付き合っていくつもりだという。

 来季は「1軍で中継ぎとして30試合」という目標を掲げたが「1軍で投げるのに足りないものは制球力」と、自らの課題ははっきりと見えている。

 秋季キャンプでは「来年こそは絶対に(1軍登板)という強い思いでやった」とフォーム固めに専念。充実したキャンプを過ごし「ボール球が続くことが減った。いい感じだと思います」と手応えを感じていた。

(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)

記事提供:Full-Count

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