1年目の福岡ソフトバンク田浦文丸は現状維持「来季は1軍で投げたい」 台湾武者修行に意欲

Full-Count 藤浦一都

2018.11.13(火) 17:31

契約更改に臨んだ福岡ソフトバンク・田浦文丸※写真提供:Full-Count(写真:藤浦一都)
契約更改に臨んだ福岡ソフトバンク・田浦文丸※写真提供:Full-Count(写真:藤浦一都)

下半身強化でフォームの安定化を目指す

 13日、福岡ソフトバンクの2017年ドラフト5位ルーキー・田浦文丸が契約更改に臨み、現状維持の推定500万円でサインした。

 高卒ルーキー左腕の田浦は、シーズン中に左親指を痛め、3ヵ月リハビリに励みながらも今季3軍戦で14試合に登板し、防御率2.25の成績を残した。2軍戦でも1試合2イニングを経験しており「2軍戦の方が落ち着いて投げられた」という。

 入団時から、U18ワールドカップで世界を驚かせたチェンジアップが注目を集めていたが、田浦本人も「これからもチェンジアップを決め球にしていきたい。そのためにももっとコントロールを良くして、質を上げていきたいです」と語る。

 ルーキーイヤーを振り返り「苦手だったランニングも何とかついていけるようになりましたし、最初は試合で力んでいましたがフェニックスリーグでは落ち着いて投げて三振を奪えるようになりました」と語り、そのうえで「まだまだフォームが安定していないので、下半身をもっと強化していきたいです」とした。

「来季は2軍戦でアピールして1軍で投げたい」という田浦は、このオフに台湾のウインターリーグに参戦する。「フォームの固定。それが試合でやっていければ」と、海外での武者修行に意欲を示した。

(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)

記事提供:Full-Count

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