11月10日、台湾の桃園国際棒球場で行われた「桃園最強Power Series 2018 日台バトルカップ」Lamigoモンキーズ対千葉ロッテの3連戦の2戦目。千葉ロッテは第1戦同様、序盤から得点を重ね、13対0で快勝した。先発の岩下投手は5回を投げて被安打4、無失点の好投を見せ、今季終盤からの好調を台湾の地でも持続した。打線では「8番レフト」で先発出場した菅野選手が3打数2安打2打点の活躍。開幕スタメンを果たしながらもわずか53試合の出場に終わったルーキーが2年目のレギュラー獲りに向けて井口監督へのアピールに成功した。
一方、注目のLamigoモンキーズ・王柏融選手は1戦目に続き「2番センター」で先発出場するも、千葉ロッテ投手陣の内角攻めに苦しみ、またしても4打数無安打に終わった。王柏融選手の打席結果は以下の通り。
1回裏の第1打席。千葉ロッテ先発・岩下投手との対戦
1球目、内角の直球を引っ張り、ライトポール際への特大ファウル、1ストライク
2球目、内角の変化球を見送り、1ボール1ストライク
3球目、内角の変化球を見送り、2ボール1ストライク
4球目、高めに抜けた変化球を見送り、3ボール1ストライク
5球目、内角に落ちる141キロの変化球を空振り、3ボール2ストライク
6球目、外角低めボールゾーンに落ちる135キロのフォークに空振り三振
3回裏の第2打席。千葉ロッテ先発・岩下投手との対戦
1球目、真ん中高め119キロのカーブを見逃し、1ストライク
2球目 内角低め115キロのカーブを見送り、1ボール1ストライク
3球目、内角への145キロ直球を見送り、2ボール1ストライク
4球目、内角への140キロ直球を見逃し、2ボール2ストライク
5球目、内角低め138キロ直球を見送り、3ボール2ストライク
6球目、内角低めボールゾーンに落ちるフォークに空振り三振
5回裏の第3打席。千葉ロッテ先発・岩下投手との対戦
1球目、真ん中高め112キロのカーブを見送り、1ボール
2球目、内角低めの変化球を見送り、2ボール
3球目、119キロのカーブを見送る、3ボール
4球目、真ん中の直球を引っ張りファウル、3ボール1ストライク
5球目、真ん中の143キロ直球を強振するも、結果はサードフライ
7回裏の第4打席。千葉ロッテ3番手・チェン投手との対戦
1球目、外角高め139キロ直球を見逃し、1ストライク
2球目、外角低め123キロスライダーを見送り、1ボール1ストライク
3球目、外角低め146キロ直球を見送る、2ボール1ストライク
4球目、真ん中低め133キロ変化球を捉えると打球は良い角度で上がるも、ライトフライ
ここまで千葉ロッテとの2試合で通算8打数無安打、3三振と精彩を欠く「大王」は果たして最終戦で一矢報いることができるのか? 注目の一戦は11日18時5分から行われ、「パーソル パ・リーグTV」にて日本国内独占配信される。
記事提供: