ア・リーグ新人王は大谷とアンドゥハーの一騎打ちか
2018年ア・リーグ新人王の最終候補3人が5日(日本時間6日)に発表され、エンゼルスの大谷翔平投手にミゲル・アンドゥハー内野手、グレイバー・トーレス内野手のヤンキース勢2人を加えた3人が名を連ねた。大谷とアンドゥハーのどちらかが有力と見られており、地元ファンの意見も割れている。
すでに、全米野球記者協会(BBWAA)の記者による投票は終わっているが、果たして誰が選出されるのか。大谷はベーブ・ルース以来100年ぶりとなる二刀流で話題を呼び、投手として10試合に投げて、4勝2敗、防御率3.31、打者として104試合に出場し、打率.285、22本塁打、61打点、OPS(出塁率+長打率).925、10盗塁の好成績をマーク。ここにきて最有力候補との声が高まっているが、アンドゥハーも名門ヤンキースの三塁レギュラーとして、149試合出場で打率.297、27本塁打、92打点、OPS.855を記録しており、新人王に推す声は根強い。
負傷離脱があったものの、投打で規格外のパフォーマンスを見せた大谷か。シーズンを通して活躍し、例年ならば新人王選出はほぼ確実と見られる成績をマークしたアンドゥハーか。シーズン開幕前からヤンキースの超有望株として期待されていたトーレスは可能性が低く、2人の一騎打ちとなりそうだ。
MLB公式ツイッターは「あなたにとっての2018年ア・リーグ新人王最終候補」と記し、3人の名前を列挙。この投稿のコメント欄では、ファンの“激論”が繰り広げられている。
「アンドゥハーが唯一の選択肢」「ショウヘイが勝つし、接戦にさえならない」
まずは“アンドゥハー推し”の声から。
「僕にはアンドゥハーが唯一の選択肢としか考えられない」
「アンドゥハーを応援するよ」
「誤解しないでね。オオタニは素晴らしかったけど、今年プレー時間が多くなかった。そしてアンドゥハーは、バットに当てるのがすごくうまいし、強打者だよ」
「ヤンキースが今年ようやく勝ち取れるものができたかもしれないね!」
もちろん、大谷を推す声も多い。
「オオタニの方が上よ」
「オオタニがア・リーグの新人王」
「彼らはオオタニを選ぶと思うよ」
「ショウヘイが余裕で勝つよ!」
「ショウヘイが勝つし、接戦にさえならないよ」
「オオタニの圧勝だよ。競い合うまでもないだろう?」
アンドゥハーを推しながらも、結果的に大谷が栄冠を手にすると見る声も少なくない。
「アンドゥハーに1票だけど、MLBは恐らくオオタニを選ぶだろうね」
「アンドゥハーが勝つべきだけど、彼らは恐らく人気がある方(オオタニ)を選ぶだろうね」
「アンドゥハーを推すけど、全米野球記者協会はオオタニを選ぶだろうね。なぜかというと、彼は二刀流だから。彼のチームは(地区)4位だったけどね」
また、「ともに相応しい」と甲乙つけがたいとする意見も。発表は12日(同13日)。いったいどちらがキャリアで1度しかチャンスのない新人王を掴むのだろうか。
(Full-Count編集部)
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