柳田、デスパイネの連続四球でチャンス作り、2点を奪う
■福岡ソフトバンク – 広島(30日・ヤフオクドーム)
広島と福岡ソフトバンクが戦う日本シリーズは30日、舞台を福岡ソフトバンクの本拠地ヤフオクドームに移して第3戦が開催。第1戦は延長12回引き分け、第2戦は広島が勝利し、広島の1勝1分けで迎えた第3戦。福岡ソフトバンクが4回、中村晃のタイムリーで、このシリーズで初めて先制に成功した。
3回1死満塁、そして4回1死二塁と相次ぐピンチを先発のミランダが凌ぐと、ついに鷹打線が先制点を奪い取った。1死から柳田が四球を選んで出塁すると、続くデスパイネもボールを見極めて連続四球。1死一、二塁のチャンスを作った。
ここで打席に立った中村晃が2ボール1ストライクからの4球目を弾き返し一、二塁間を破った。打球が右前へと転がると、二塁走者の柳田は一気に生還。ついに待望の先制点を挙げた。さらに2死一、二塁で、今宮も左翼線への適時打。2点のリードを奪い取った。
直後の5回、広島もすぐに反撃。1死で打席に入った安部が2ボールからの3球目、ミランダの142キロのストレートを捉えると、打球は右中間スタンドへ。ソロ本塁打で1点を返した。
(Full-Count編集部)
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