3勝2敗で2年連続日本シリーズ進出に王手、本塁打には「喜んでいただけたら嬉しいです」

■福岡ソフトバンク 8-2 埼玉西武(20日・メットライフ)

　パ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ第4戦が20日、メットライフドームで行われ、福岡ソフトバンクが埼玉西武を8-2で破った。3勝2敗として、2年連続の日本シリーズ進出に王手。先制2ランを放った柳田はヒーローインタビューで、第5戦に向けて「あと1つ勝てるように頑張ります」と静かに闘志を燃やした。

　柳田は初回、2死から四球で出塁したグラシアルを置いて、カウント1-1から埼玉西武先発・今井の高めへの145キロ直球をフルスイング。高々と舞い上がった打球はレフトスタンドに着弾した。この先制点で勢いづいた打線は、この日も8得点と爆発。下克上へあと1勝とした。

　試合後、ヒーローインタビューに応じた柳田は、この試合に「リラックスして臨みました」と話した。初回の2ランについては「力を抜いてかち上げるっていう感じです」と振り返り、「良いスイングができたので、ホームランになるかなと思いました」と満足げに話した。

　CS初本塁打に「喜んでいただけたら嬉しいです」と笑顔。好調の打線については「本当に頼もしいチームメートなので、また明日頑張ります」と手応えを示し、「あと1つ勝てるように頑張ります」「あと1つ勝ちます」と静かな口調で繰り返した。

(Full-Count編集部)

記事提供：Full-Count