守備では本塁へレーザービーム「自作自演で申し訳なかった」
■福岡ソフトバンク 15-4 埼玉西武(19日・メットライフ)
パ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ第3戦が19日、メットライフドームで行われ、福岡ソフトバンクが16安打15得点で埼玉西武に爆勝し、対戦成績を2勝2敗のタイに戻した。この日、3安打6打点と大活躍だった上林誠知外野手は、二塁打を打てばCS史上初のサイクル達成だったが届かず。試合後のヒーローインタビューで「持ってなかったですね」と苦笑いした。
上林は3回に右翼へ先制3ランを運ぶと、4回にはセンター前へタイムリー。さらに5回にはセンターへ2点三塁打を放ち、サイクルヒットに王手をかけた。上林は「ベンチでも言われていましたし、最後の打席ではスタンドからも言われたので、意識したけど、持ってなかったですね」と苦笑い。3回守備では、2死一、二塁で源田が放った右前打を捕球すると、本塁へレーザービーム送球。二塁から一気にホームを目指した森を指したが、「その前のライト前ヒットを獲れたので、自作自演で申し訳なかった」と笑わせた。
これで対戦成績は2勝2敗のタイとなったが、まだまだ追う立場。「今日でタイにはなったけど勝ち越しはできていないので、明日勝って勝ち越しできるように頑張ります」と、第4戦の勝利を誓った。
(Full-Count編集部)
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