鷹バンデンが初戦先発 対埼玉西武0勝3敗、防御率8.82も「分かっている」

Full-Count 福谷佑介

2018.10.17(水) 07:40

福岡ソフトバンクのリック・バンデンハーク※写真提供:Full-Count(写真:藤浦一都)
福岡ソフトバンクのリック・バンデンハーク※写真提供:Full-Count(写真:藤浦一都)

チームは5年連続のファイナルS進出「経験しているのは強み」

 福岡ソフトバンクのリック・バンデンハーク投手が、大事な初戦を託された。ペナントレースを制した埼玉西武と、ファーストステージを突破した福岡ソフトバンクが対戦する「パーソル クライマックスシリーズ パ」ファイナルステージは、17日から埼玉西武の本拠地メットライフドームで行われる。下剋上を狙う福岡ソフトバンクは第1戦、今季10勝をマークしたオランダ人右腕が先発する。

 バンデンハークは16日、本拠地ヤフオクドームで投手練習に参加し、キャッチボールなどで汗を流した。練習終了後は「(ファイナルステージの)第1戦と言われた時から準備はしてきた。大事な試合なので、とにかくできる限りの準備をして、ベストなピッチングをできれば、と思っているよ」と語った。

 今季は埼玉西武戦で3試合に先発して0勝2敗、防御率8.82。16回1/3を投げてイニング数とほぼ同じ16失点を喫している。敵地では2試合に投げて0勝1敗、防御率4.91。苦手としている相手との対戦に「この1年間戦ってきた相手なので、どういうチーム、打線なのかは分かっている。1人1人対策を練って、プラン通り投げるだけだよ」と意気込んだ。

 チームは5年連続のファイナルステージ進出。バンデンハークも来日してから4年連続でポストシーズンの舞台に立つ。「チームとしてプレーオフを戦うことの経験はある。自分も4年連続でこういう場でやらせてもらっている。経験しているというのは強み。それを生かせれば、と思っています」。大事な初戦。鷹の命運はバンデンハークが握る。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

記事提供:Full-Count

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