鷹・石川柊太、初の侍選出に胸躍らせる「パワーカーブにどういう反応を見せるのか」

Full-Count 藤浦一都

2018.10.10(水) 14:57

侍ジャパンに選出された福岡ソフトバンク・石川柊太※写真提供:Full-Count(写真:藤浦一都)
侍ジャパンに選出された福岡ソフトバンク・石川柊太※写真提供:Full-Count(写真:藤浦一都)

今季は先発、中継ぎとフル回転し、キャリアハイの13勝をマーク

 福岡ソフトバンクの石川柊太投手が、11月に開催される「2018 日米野球」の侍ジャパンメンバーに選出された。自身初の侍ジャパン入りとなった石川は「聞いた時はびっくりしました」と素直な感想を語った。

 福岡ソフトバンクで今季、先発、中継ぎ双方で活躍した石川が、初めて侍ジャパンの一員に加わる。初選出に「出られたらいいなとは思っていましたが、びっくりですね」という石川。「記事で読んでイエリチ(外野手:ブルワーズ)が来ることくらいしか知りません」と笑うように、ほとんど予備知識はないようだが「レベルの高い相手に投げる1球、1球が自分にとってプラスになる」と胸を躍らせた。

 先発でスタートした今シーズンは、8月から中継ぎに回り、ロングリリーフもこなしてキャリアハイの13勝をマークした。「今のチームでの役割もそうですけど、いろんなところで投げさせてもらったことが選出された理由の1つじゃないですかね。(日米野球でも)どこでも投げたいです」と、登板のシチュエーションを選ばない強みを出すつもりだ。
 
「投げる以上はしっかりゼロで抑えたいですが、一番は自分らしさを出すこと。テンポもそうですが、パワーカーブに相手がどういう反応を見せるのかを見てみたい」と石川。今回の日米野球には、福岡ソフトバンクから柳田悠岐、東浜巨、甲斐拓也も選出されている。11月7日には本拠地のヤフオクドームでチャイニーズ・タイペイを相手にした壮行試合も開催される。石川はメジャーリーガーたちとの対決を前に、慣れ親しんだホームで、侍のユニホームに袖を通してマウンドに立つこともありそうだ。

(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)

記事提供:Full-Count

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