6日の埼玉西武戦がレギュラーシーズン本拠地最終戦
福岡ソフトバンクの工藤公康監督が、クライマックスシリーズでの下克上を誓った。6日、本拠地ヤフオクドームで行われた埼玉西武戦。本拠地最終戦となったこの試合に勝利すると、最終戦セレモニーで挨拶に立った指揮官はファンに向けて「最終目標は日本一になることです。そのために、クライマックスで勝って勝って勝ちまくって日本一になることが我々の使命だと思っています」と宣言した。
今季、2年連続のリーグ優勝を目指した福岡ソフトバンクだったが、故障者の続出もあって序盤からなかなか波に乗ることが出来ず。埼玉西武の独走を許すことになり、結局、最後までその座を奪うことが出来ないままに2位に終わった。それだけに、工藤監督はファンに向けて「皆様の声援が選手の力となり勇気となったことは間違いありません。ただ、2位という悔しい思いをしたのも事実です」と語った。
13日からはまず、本拠地で北海道日本ハムとのクライマックスシリーズ・ファーストステージが待つ。そこを突破して、ようやく埼玉西武への挑戦権を掴むことが出来る。まず、目指すは打倒・北海道日本ハム。下克上を目指す福岡ソフトバンクの戦いは、まだこの先も続いていく。
(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)
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