福岡ソフトバンクが本拠地最終戦で快勝。本多雄一選手の引退試合を白星で飾る

パ・リーグ インサイト

2018.10.6(土) 21:33

福岡ソフトバンクホークス・本多選手(C)PLM
福岡ソフトバンクホークス・本多選手(C)PLM

10月6日、ヤフオクドームで行われた福岡ソフトバンクと埼玉西武の一戦は、終盤の一発攻勢で突き放した福岡ソフトバンクが8対3で快勝。本拠地最終戦、並びに今季限りでの引退を表明している本多選手の引退試合を白星で飾った。

2回表、福岡ソフトバンクの先発・高橋礼投手から、埼玉西武の源田選手が適時打を放って2点を先制する。しかし直後の2回裏から、プロ先発の埼玉西武・齊藤大投手が突如制球を乱し、福岡ソフトバンク打線はその隙を見逃さなかった。

四死球で好機を作ると、2死から西田選手が逆転の4号3ラン。さらに3回裏にも四死球で無死満塁とした福岡ソフトバンクは、2つのゴロの間に2点を加える。3回までにわずか1安打で5得点を挙げ、2点のリードを握った。

福岡ソフトバンクは、先発の高橋礼投手を2回2失点でマウンドから降ろすが、3回から登板した武田投手が3イニングスを無失点に抑え、試合の流れを渡さない。7回表、埼玉西武が1点を返すも、8回裏にはグラシアル選手の9号ソロ、明石選手の1号2ランで、8対3とリードを広げる。

5点リードの9回表、この回からマウンドに上がった5番手・スアレス投手がアクシデントで降板するものの、代わった大竹投手が埼玉西武打線の反撃を封じて試合終了。福岡ソフトバンクが8対3で勝利し、本拠地最終戦を白星で飾った。

3本塁打が飛び出した福岡ソフトバンクが快勝し、鷹一筋13年・本多選手の引退試合に花を添えた。本多選手も2本の長打を放つ活躍を見せ、現役最後の試合で輝きを放った。敗れた埼玉西武は、先発の齊藤大投手が3回6四死球、5失点とゲームを作れず。レギュラーシーズン最終戦を勝利で飾ることはできなかった。

なお、この試合で山川選手が0打点に終わったため、浅村選手の打点王が当確。チームは今後、「パーソル CS パ」ファイナルステージに向け、「第15回みやざきフェニックス・リーグ」などでの調整に臨む。

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