引退試合の鷹・本多雄一第4打席に右翼線破る三塁打 プロ13年支えた快足を発揮

Full-Count 福谷佑介

2018.10.6(土) 20:21

「1番・二塁」で先発出場している福岡ソフトバンク・本多雄一※写真提供:Full-Count(画像:(C)PLM)
「1番・二塁」で先発出場している福岡ソフトバンク・本多雄一※写真提供:Full-Count(画像:(C)PLM)

ファンからの大歓声に背中を押されて一気に三塁へ到達

■福岡ソフトバンク – 埼玉西武(6日・ヤフオクドーム)

 福岡ソフトバンクの本多雄一内野手が6日、本拠地ヤフオクドームでの埼玉西武戦で引退試合に臨んだ。現役最後の舞台は、今季のレギュラーシーズン本拠地最終戦。本多はこれまで慣れ親しんだ「1番・二塁」で先発出場すると、第4打席に安打を放った。

 第1打席は遊ゴロ、第2打席は四球、第3打席は空振り三振に倒れて迎えた第4打席。埼玉西武の武隈のボールを捉えた打球は右翼線を破る痛烈な打球に。プロ生活13年間を支えた快足で一気に加速した本多は一塁を蹴ると、迷うことなく二塁も蹴った。ファンの大歓声がドーム中を包む中で三塁へ向かうと、そのままスピードを緩めることなく滑り込み、三塁を陥れた。ファンから大歓声と大きな拍手が巻き起こる三塁打となった。

 この日は試合に出場しているメンバー以外にも、岩嵜、吉村、長谷川勇、今宮、内川、五十嵐らチームメートがスタンドに駆けつけた。三塁めがけて懸命に走る本多の姿に、スタンドで“本多Tシャツ”を着て観戦していた内川は目に涙を浮かべていた。

記事提供:Full-Count

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