27日に現役引退会見を行った埼玉西武・松井稼頭央
埼玉西武の松井稼頭央外野手が今季限りで現役を引退することを決断した。27日には引退会見が行われたが、その日に1軍選手登録され当日の福岡ソフトバンク戦(メットライフドーム)にも代走で出場するなど、まだまだ戦力としてチームに貢献する姿を見せている。
「まずはチームの優勝。そのあとに、クライマックスシリーズ、日本シリーズ、日本一がある。まだ、ライオンズで日本一がないんです。日本一になって、その輪にいられるようにこれから1試合1試合、チームのため、ファンのためにやっていきたいと思います」
引退会見では最後の最後まで現役としてグラウンドに立ちづけることをはっきりと口にした。走攻守、三拍子そろったスター選手はこれまで数々のタイトルを獲得してきたが、意外にも埼玉西武で日本一の経験はない。現役最後のシーズンで最高の花道を飾るため残り試合を全力でプレーする覚悟だ。
埼玉西武は11連勝でマジック3が点灯。最短では29日の本拠地福岡ソフトバンク戦で2008年以来、10年ぶりのリーグ優勝が決まることになる。
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