北海道日本ハム、頼もしいリリーバーが戦列復帰! 「強い真っすぐを意識」

Full-Count 石川加奈子

2018.9.23(日) 14:59

北海道日本ハム・井口和朋【写真:石川加奈子】
北海道日本ハム・井口和朋【写真:石川加奈子】

「右肩大円筋肉離れ」から復帰した3年目の井口

北海道日本ハムの井口和朋投手が22日、本拠地での東北楽天戦で右肩大円筋肉離れからの復帰登板を果たした。4点リードの6回に2番手としてマウンドに上がると、2番から始まる東北楽天打線をわずか13球で3者凡退に片付けた。

「ケガしてから一発目で結果を残せたのは良かった」と試合後に井口はホッと息をついた。栗山英樹監督も「前倒しで呼んでしまったが、いい形で入ってくれてよかった」と待望のリリーフ右腕の復帰に胸をなでおろした。

プロ3年目の今季は開幕直後にファーム降格したが、6月13日に再昇格すると、結果を積み上げてきた。7月22日福岡ソフトバンク戦でプロ初勝利をマーク。26試合に登板して防御率2.28とチームに欠かせぬリリーフとなったが、先月20日に右肩大円筋肉離れと診断されて戦列を離れた。

その間、股関節と骨盤の動きの改善に取り組んだ。体をよりうまく使うことで、ボールの質を高めることが狙い。「いい機会なので体の使い方、体幹を意識しました。左足を上げて(地面に)着くまでの間、背中を曲げずに、骨盤を立てて投げたいと思っていたので」と井口は説明する。

18日のイースタン・リーグ、埼玉西武戦で故障後初実戦登板を果たすと、この日1軍に合流。「下で1試合しか投げていないので、ゲーム勘が薄れているかなと心配でしたが、強い真っすぐを意識してしっかりできました」と納得の表情で手応えを語った。23日からの2位福岡ソフトバンクとの直接対決を前に、頼もしいリリーバーが戦列に加わった。

記事提供:Full-Count

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