史上52人目の通算2000本安打を達成した千葉ロッテの福浦和也
千葉ロッテの福浦和也内野手は22日、本拠地で行われた埼玉西武戦で史上52人目の通算2000本安打を達成した。球団では榎本喜八、有藤道世に次ぐ3人目の偉業となった。2000本安打を達成した福浦の会見での一問一答は以下の通り。
――まずは率直に、今のお気持ちは?
「やはり大勢のファンの前で、本拠地のマリンで打てて嬉しかった」
――達成の打席は同点の8回だったが、どういう思いで打席に立ったか?
「今日これだけのお客さんで何とか打ちたい気持ちはあった。1打席目から打ちたい気持ちはあったが、なかなか打てなかったので最後に打ててよかった」
――(同期の埼玉西武)松井稼頭央選手から花束をもらい、本当に嬉しそうな笑顔だったが、松井稼頭央選手の存在というのは?
「同期入団で、今まで一緒にやってきて。最年長野手で頑張ってきましたから。同級生の前で決めたい思いもあった。(最初)花束はもっていけないと聞いていたので、喜びも倍増でした」
――入団されて25年目の達成となった
「本当にまさかここまで来れるとは思っていなかった。監督、コーチ、選手のみんなもそうですが、色んな人に支えられて達成できた」
――ここ数年ケガとの戦いもあったとおもうが、突き動かした思いとは?
「チームメート、ファンの2000本という思い、期待。本当に気持ちというか、気力というか、そんな感じでやっていた」
――25年の間に一打席、一打席大切にしていたことがあれば。
「毎試合、毎試合大事だったが、やはり4年目に初めてヒットを打ってから、ここまで一打席も無駄にしないで、やってきた結果だと思う」
来シーズンに向けては「来年もやるつもり」
――2000本の中で印象に残るヒットは?
「やっぱり今日ですかね。今日は僕の中でホッとした。(プロ初安打の)2打席目でヒット打った時もそうでしたが、今日これだけ皆が喜んでくれた」
――今後の目標
「監督をファンの前で胴上げしたい。僕自身もマリンでファンの皆さんの前で胴上げしたことがない。ここマリンで、ファンの皆さんの前で胴上げしたい思いはある」
――来季以降について考えていらしゃることは?
「来年も(現役で)やるつもり。まだまだ。もっと若手に教えて、自分もしっかりやってみんなをよくしたい気持ちはある」
――満足することなく来季を目指すわけは?
「一番は今日みたいに喜んでもらえること。リーグ優勝であり、喜びを分かち合いたい」
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