パ・リーグ6球団公式ウェブマガジン「パ・リーグ インサイト」では、オフシーズンもパ・リーグをお楽しみいただけるよう、2025シーズンの印象的なプレーに動画を添えてお届け！ 月曜から金曜まで各曜日ごとのテーマに沿って毎日更新中です！
月曜日・・・心に刻まれる「プロ初記録・節目の記録」特集
火曜日・・・緊迫感あふれる「完封・火消し」特集
水曜日・・・野球の華！「ホームラン」特集
木曜日・・・思わずうなる！「ファインプレー」特集
金曜日・・・劇的な幕切れ！「サヨナラ」特集
11月11日（火）のきょうは、2025年シーズン開幕を自身初の完封勝利で飾った北海道日本ハム・金村尚真投手の投球を振り返ります。
自身初の開幕投手 相手は獅子のエース・今井達也
2024年のファンイベント「F FES 2024」で新庄剛志監督からサプライズで開幕投手を指名された3年目の金村投手。2025レギュラーシーズン開幕の3月28日に敵地・ベルーナドームで先発のマウンドへ立ちました。
まずは立ち上がり、初回を3者凡退とすると、埼玉西武の打者1巡目をパーフェクトピッチング。2番・西川愛也選手に初安打を許し、2巡目は走者を背負いながらの投球となりますが、粘りを見せます。一方、相手先発・今井達也投手も好投し、試合は6回まで0対0で進行しました。
打線は7回表、清宮幸太郎選手のソロでついに先制します。直後の7回裏は田宮裕涼選手の盗塁阻止もあり3人で終え、8回裏はこの試合初めての四球を出すも無失点。2点差となった9回裏のマウンドにも上がり、最後は1死1塁からセデーニョ選手を併殺に打ち取り試合を締めました。
自身初の開幕投手を9回105球6安打4奪三振1四球、初完投・完封勝利で飾った金村投手。5月終了時点で4完投・3完封で4勝を挙げたものの、6月以降は勝ち星がなく、8月からは中継ぎとして17試合に登板しました。今季序盤のような活躍を一年続けられるか、来季も大役を果たした若き右腕に注目です。
明日11月12日（水）は、野球の華！「ホームラン」を特集予定。東北楽天・辰己涼介選手が放った逆転グランドスラムを振り返ります。
