中村晃選手の13試合ぶりの打点が決勝点。上位対決は福岡ソフトバンクが意地を見せる

パ・リーグ インサイト

2018.9.20(木) 22:39

福岡ソフトバンクホークス・中村晃選手(C)パーソル パ・リーグTV
福岡ソフトバンクホークス・中村晃選手(C)パーソル パ・リーグTV

9月20日、札幌ドームで行われた2位・福岡ソフトバンクと3位・北海道日本ハムの直接対決は激しいシーソーゲームとなったが、9対7で福岡ソフトバンクが勝利。これで北海道日本ハムとのゲーム差を4に広げた。

試合は、両チーム譲らない打撃戦となった。まず1回裏、北海道日本ハムは犠飛で先制すると、連打の後に清宮選手が5号3ラン。福岡ソフトバンク先発・武田投手を攻め立てて4点を奪う。

4回表、福岡ソフトバンクが上林選手の適時三塁打などで2点を返すが、直後に北海道日本ハムは清水選手の適時二塁打などで2点を加え、これでスコアは6対2。先発・ロドリゲス投手の投球に打線がしっかりと応えた。

しかし6回表、若鷹打線が反撃を開始する。1死から4番・デスパイネ選手の二塁打を皮切りに5連打。あっという間に1点差に迫ると、代打・川島選手の内野ゴロの間についに同点とする。さらに、1番・牧原選手が北海道日本ハム2番手・公文投手から勝ち越し打を放ち、一気に試合をひっくり返した。

逆転された北海道日本ハムは、6回裏に渡邉選手の同点ソロで試合を振り出しに戻すが、8回表。福岡ソフトバンクは北海道日本ハムの3番手・宮西投手から2死満塁の好機を作ると、3番・中村晃選手が三遊間を破る適時打。再度勝ち越しに成功する。

9回表にも、福田選手の好走塁から1点を追加した福岡ソフトバンク。2点リードの9回裏は森選手が無失点に抑えて試合終了。点の取り合いとなった上位対決は9対7で福岡ソフトバンクに軍配が上がり、連勝を3に伸ばした。

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