9月18日、みずほPayPayドームで行われた福岡ソフトバンクと北海道日本ハムの第24回戦は、3対2で福岡ソフトバンクが勝利した。
福岡ソフトバンクの先発・大関友久投手は2回表、連打や四球などで2死満塁とされ、野村佑希選手に押し出し四球を与えて先制を許す。打線は直後の2回裏、先頭・中村晃選手が四球で出塁し、続く栗原陵矢選手の二塁打で無死2、3塁の好機を演出。柳町達選手の犠飛で試合を振り出しに戻した。
大関投手は、3回表に再び連打を浴びたところで降板。無死1、2塁で後を受けた松本晴投手は、ここを無失点で切り抜けたが、4回表2死2塁から野村選手の適時打で勝ち越しを許す。
5回からは木村光投手、ヘルナンデス投手、藤井皓哉投手、松本裕樹投手がそれぞれ1イニングを無失点でつないだ。打線は8回裏、栗原選手の7号ソロで同点に追い付くと、柳町選手の二塁打や四球で1死満塁とし、代打・川瀬晃選手が四球を選んで勝ち越しに成功。
9回表は杉山一樹投手が3者凡退に抑え、3対2で試合は終了した。5連勝を飾った福岡ソフトバンク。先発・大関投手は2.0回49球6安打2四球2奪三振1失点で早々に降板するも、救援陣が好投を見せた。打線では、栗原選手が同点弾を含む3安打1打点と躍動している。
敗れた北海道日本ハムは、先発・北山亘基投手が6.1回110球4安打4四球8奪三振1失点と試合をつくった。打線は、郡司裕也選手が3安打を放つなど計10安打をマークしたが、わずか2得点。終盤で逆転を許し連敗を喫した。
123456789 計
日 010100000 2
ソ 01000002X 3
日 北山亘基-上原健太-●古林睿煬-田中正義
ソ 大関友久-松本晴-木村光-ヘルナンデス-藤井皓哉-○松本裕樹-S杉山一樹
文・根本葵
鷹が接戦を制して5連勝 杉山一樹はトップタイの28セーブ
パ・リーグ インサイト
2025.9.18(木) 22:00
