初回の第1打席で松井氏に続く日本人2人目の20号本塁打を放った大谷
エンゼルスの大谷翔平投手は15日(日本時間16日)、本拠地マリナーズ戦に「4番・DH」で11試合連続スタメン出場し、今季20号ソロを放った。MLBでのシーズン20本塁打は、松井秀喜氏に続いて日本人2人目となった。敵地メディアは「なんてことだ」と呆然としている。
大谷が軽々とルーキーイヤーに20本塁打の大台に乗せた。相手先発は右腕ラミレス。初回にトラウトの34号2ランで2点を先制直後の第1打席だった。大谷は3ボール1ストライクからの5球目、88.8マイル(約143キロ)ツーシームを完璧に捉えた。
ぐんぐん伸びた打球はバックスクリーンへ飛び込んだ。敵地シアトルで中継しているテレビ局「ROOTスポーツ」の実況は「ショウヘイ・オオタニが今季20号です。なんてことだ」と落胆した。
「彼らはホームランを軽々と飛ばしてしまいます。試合前(フリー打撃)もショーと呼べるものです」
アベック弾を炸裂させたトラウトと大谷が試合前のフリー打撃で見せるパワーの共演を「トラウタニ劇場」と敵地の実況も認めるほど。トラウトと大谷のワンツーパンチはアメリカで大きな注目を集めている。
記事提供: