119キロのチェンジアップにタイミング合わず空振り三振
■オリックス 10-0 北海道日本ハム(15日・札幌ドーム)
北海道日本ハムのルーキー・清宮幸太郎内野手が15日、本拠地でのオリックス戦に代打で登場し、三振に倒れた。
7点を追う7回2死一塁の場面で代打が告げられると、スタンドが沸いた。だが、オリックスの先発・山岡泰輔投手が投じたチェンジアップ2球で簡単に追い込まれる。カウント2-2から最後は119キロのチェンジアップにバットが空を切った。「いい球だったと思いますが、自分の力不足です」と冷静な口調で振り返った。
8月30日に山岡と対戦した際には3打数無安打。チェンジアップを二ゴロ、直球を投ゴロ併殺打、チェンジアップを空振り三振という結果だった。「前回対戦していたので、もう少し余裕を持って立てたら良かった。まずは真っすぐをと思っていましたが、しょうがないです」。この日待っていた直球が来たのは、カウント0-2からインハイのボール球のみ。ほかの4球は全てチェンジアップだった。
山岡を攻略できなかったのは清宮だけではない。北海道日本ハム打線はわずか4安打で完封負け。「悔しいです」と話し、球場を後にした。
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