8月26日、青森・はるか夢球場で行われた東北楽天と福岡ソフトバンクの第18回戦は、10対3で東北楽天が勝利した。
東北楽天の先発・岸孝之投手は、初回を3者凡退に仕留めると、2回表は先頭打者に安打を許しながらも、後続を断ち、得点を与えない。しかし3回表、味方の失策などで1死1塁とすると、周東佑京選手の安打に失策が絡み、1点の先制を許した。
打線は直後の3回裏、先頭・辰己涼介選手が四球で出塁すると、犠打で進塁。2死から、村林一輝選手の適時二塁打で、すぐさま同点に追いつく。5回裏には、辰己選手の安打や敵失策などで1死2、3塁とし、中島大輔選手のバントに失策が絡んで勝ち越しに成功。なおも1死満塁からボイト選手に7号満塁弾が飛び出し、スコアを6対1とした。
援護を受けた岸投手は、6回表も無失点で切り抜けると、6回裏、打線は再びつながりを見せる。宗山塁選手とゴンザレス選手の連打で1点を追加すると、堀内謙伍選手、村林選手にも適時打が生まれ、この回一挙4得点。
9点リードとなった7回表は津留崎大成投手が、1死満塁のピンチを招きながらも0でつなぐと、8回表は江原雅裕投手が、中村選手に3号ソロを浴びながらもリードは譲らず。8点リードで迎えた最終9回表は、宮森智志投手が1点を失ったが、最後は庄子雄大選手を遊飛に打ち取って試合を締めた。
勝利した東北楽天は、岸投手が6回89球3安打無四死球2奪三振1失点(自責点0)で自身通算170勝目となる今季6勝目を挙げ、先発通算400試合登板を達成。打線も、10安打10得点を効率よく得点を重ねた。一方敗れた福岡ソフトバンクは、先発・大関友久投手が5回85球4安打2四球2奪三振6失点(自責点1)の内容。打線は10安打を放ちながらも、3得点にとどまり、4連敗を喫した。なお、中村選手が通算1,500本安打を記録している。
123456789 計
ソ 001000011 3
楽 00105400X 10
ソ ●大関友久-ヘルナンデス-上茶谷大河-大江竜聖
楽 ○岸孝之-津留崎大成-江原雅裕-宮森智志
岸孝之が6回1失点(自責点0)で6勝目! 10安打10得点で東北楽天が大勝
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2025.8.26(火) 21:29
