8月16日、楽天モバイルパーク宮城で行われた東北楽天と北海道日本ハムの第19回戦は、9対5で北海道日本ハムが勝利。

　北海道日本ハムは2回表、清宮幸太郎選手と石井一成選手の安打で1死1、3塁の好機をつくり、万波中正選手の2点適時二塁打で先制。なおも1死3塁から水野達稀選手が犠飛を放ち、この回3点を奪う。3回表には3連打で無死満塁とし、清宮選手の犠飛で追加点を挙げた。

　先発・加藤貴之投手は4回裏にフランコ選手の5号ソロで1点を失ったものの、直後の5回表に野村佑希選手、水野選手の適時打が生まれ、7対1と突き放す。6回裏、加藤貴投手はフランコ選手に2打席連続弾を浴びたが、危なげなく後続を打ち取り、6回8安打1四球5奪三振2失点で降板した。

　8回表は2死1、2塁から、清宮選手の安打に相手の失策が絡み1点追加、9回表には水野選手の4号ソロが飛び出す。9対2で迎えた9回裏は、山本拓実投手が登板も2点を失い降板、1死1、3塁から後を受けた柳川大晟投手は犠飛を許したが、最後は辰己涼介選手を遊ゴロに仕留め、9対5で試合終了。加藤貴投手が8勝目。打線は水野選手が4打点、5選手が複数安打を放つなど計16安打9得点と活発だった。

　一方の東北楽天は、先発・内星龍投手が立ち上がりから走者を背負う投球が続き、3.2回7安打1四球4失点。リリーフ陣も相手の勢いを止められず。打線はフランコ選手が2本塁打、最終回には3点を返したが、大量失点が響いた。

　 １２３４５６７８９ 計
日 ０３１０３００１１ ９
楽 ０００１０１００３ ５

日 ○加藤貴之-玉井大翔-金村尚真-山本拓実-柳川大晟
楽 ●内星龍-今野龍太-加治屋蓮-則本昂大-泰勝利-津留崎大成

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