8月16日、京セラドーム大阪で行われたオリックスと埼玉西武の第18回戦は、1対0で埼玉西武が勝利した。
埼玉西武の先発は與座海人投手。序盤4イニングはいずれも10球以内で相手の攻撃を退けるなど、テンポの良い投球を披露。5回裏に連続長短打で1死2、3塁のピンチを招くも、後続を中飛、左飛に打ち取り無失点でこの回を終えた。
打線は3回表、滝澤夏央選手の四球とネビン選手の安打などで2死1、2塁から外崎修汰選手の適時二塁打で先制に成功する。與座投手は6回裏のマウンドにも上がると、2死球を与えながらも最後は三ゴロに仕留め、6回74球3安打2死球3奪三振無失点でマウンドを降りた。
7回裏はウィンゲンター投手が3者凡退に抑えると、8回裏は山田陽翔投手が無死2塁とピンチを招きながらも無失点でしのぐ。1点リードの9回裏は、平良海馬投手が先頭に安打を許し、その後2死2塁と得点圏に走者を背負うも、最後は若月健矢選手を空振り三振に仕留め、試合終了。
勝利した埼玉西武は、先発・與座投手が約1カ月ぶりとなる4勝目をマーク。ネビン選手が2安打、外崎修汰選手は数少ない好機で先制タイムリーを放っている。
一方、敗れたオリックスは先発・エスピノーザ投手が6回104球5安打2四球5奪三振1失点の好投。打線は西野真弘選手が2安打をマークするも、散発5安打無得点に終わっている。
123456789 計
西 001000000 1
オ 000000000 0
西 ○與座海人-ウィンゲンター-山田陽翔-S平良海馬
オ ●エスピノーザ-才木海翔-山岡泰輔-岩嵜翔
文・横山蒼
外崎修汰が先制タイムリー 埼玉西武が投手戦を制す
パ・リーグ インサイト
2025.8.16(土) 16:43
