9月12日、ほっともっと神戸で行われたオリックスと埼玉西武の今季最終戦は、7対0でオリックスが埼玉西武に完封勝利。先発・東明投手が5回無失点で2016年以来の白星を手にし、敗れた首位・埼玉西武は2位・福岡ソフトバンクとのゲーム差が「3」に縮まった。
序盤はオリックス・東明投手、埼玉西武・榎田投手という両先発の好投が光り、スコアボードに0が並んだ。しかし中盤から、試合はオリックスのペースとなる。
両チーム無得点で迎えた4回裏、9番・若月選手が先制の適時三塁打を放ち、オリックスが9月7日以来37イニングスぶりとなる得点。そしてここから、怒とうの猛攻が始まった。5回裏に3番・ロメロ選手と4番・吉田正選手の2者連続弾でリードを広げると、6回裏に吉田正選手、安達選手、宗選手に適時打が生まれ、スコアは6対0。試合中盤で、オリックスが首位相手に大きなリードを握った。
8回裏にも、8番・宗選手の適時打でダメ押ししたオリックス。7点リードの最終回のマウンドには、6番手・澤田投手が上がり、埼玉西武打線を無失点に抑えて試合終了。3試合連続完封負けから一転、16安打7得点を挙げたオリックスが、7対0で埼玉西武との今季最終戦を制した。
完封勝利したオリックスは、先発・東明投手が5回89球、被安打3、奪三振4、与四球1、無失点と試合を作り、2016年3月30日以来、2年半ぶりとなる白星。5回以降は5投手が登板する細かな継投策で、埼玉西武打線を「0」に封じた。
敗れた埼玉西武は、自慢の強力打線が4安打無得点に抑え込まれ、先発・榎田投手も5回途中3失点でまたも2桁到達ならず。これで2位・福岡ソフトバンクとのゲーム差は「3」となった。
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