9月2日、京セラドーム大阪で行われたオリックスと埼玉西武のカード最終戦は、先制、中押し、ダメ押しと効果的に得点を挙げたオリックスが、5対1で勝利。首位・埼玉西武相手に連勝を飾った。
オリックスは前日のサヨナラ勝利の勢いそのまま、初回から攻める。敵失で1死満塁の好機が訪れると、埼玉西武の三塁手・中村選手の野選と悪送球で2点の先制に成功。4回裏には、9番・若月選手が相手先発・今井投手から2ラン。先発・西投手を援護し、試合中盤でスコアを4対0とした。
初回から失策で流れを手放してしまった埼玉西武は、7回表に9番・斉藤彰選手の犠飛で1点を返すも、自慢の打線がつながらず。昨夜のヒーローである5番・中島選手が、7回裏にダメ押しの適時打を放ってリードを広げ、最後は増井投手が危なげなく抑えて試合終了。オリックスと埼玉西武のカード最終戦は、終始試合の流れを掌握したオリックスが5対1で勝利した。
これでカード勝ち越しを決めたオリックスの先発・西投手は、多彩な変化球で強力・埼玉西武打線を翻弄。7回途中1失点の好投を披露した。その後を受けた山田投手、山本投手も無失点でつなぎ、守護神・増井投手は2奪三振の完璧な投球で試合を締め、首位を相手に連勝を飾った。
敗れた埼玉西武はオリックスを上回る8安打を放ちながら1得点。決定打を欠き、初回の適時失策が重く響く結果となった。
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