4月12日、楽天モバイルパーク宮城で行われた東北楽天とオリックスの第5回戦は、4対2でオリックスが勝利した。

　オリックス打線は初回、宗佑磨選手、太田椋選手、中川圭太選手の安打などで2死1、2塁とし、頓宮裕真選手の適時二塁打で2点を先制する。なおも2死2塁の好機で、ディアス選手、紅林弘太郎選手に適時二塁打が飛び出し、初回から4点のリードを奪った。

　頼もしい援護を受けた先発・九里亜蓮投手は初回、小深田大翔選手の安打や四球で2死満塁のピンチを招いたが、後続を三振に仕留め、以降も5回まで毎回走者を出しながらも、無失点投球を披露。6回裏は、今試合はじめて3者凡退に抑えると、7回裏、8回裏も得点を与えず。8回114球6安打3四球9奪三振無失点でマウンドを降りた。

　4点リードの9回裏は、古田島成龍投手が、宗山塁選手の適時三塁打などで2点を失ったが、リードは守り切って試合終了。勝利したオリックスは、九里投手が8回6安打無失点で今季2勝目を挙げると、打っては頓宮選手が2安打2打点、宗選手と太田選手が2安打をマーク。カード勝ち越しを決めた。

　一方、敗れた東北楽天は、先発の松井友飛投手が4回86球9安打1四球4失点と振るわず。後を受けた内星龍投手、今野龍太投手、松田啄磨投手がそれぞれ無失点投球も、打線が8安打2得点と反撃及ばず、5連敗を喫した。なお、宗山選手が2安打1打点、小深田選手と伊藤裕季也選手が2安打を放っている。

　 １２３４５６７８９ 計
オ ４００００００００ ４
楽 ００００００００２ ２

オ ○九里亜蓮-古田島成龍
楽 ●松井友飛-内星龍-今野龍太-松田啄磨

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