4月5日、エスコンフィールドで行われた北海道日本ハムとオリックスの第2回戦は、11対1でオリックスが大勝。

　オリックスは1回表、先頭・福田周平選手の安打と西川龍馬選手の内野安打で1死1、3塁から、杉本裕太郎選手の犠飛でいきなり先制。さらに、続く頓宮裕真選手には3号2ランが生まれた。

　4回表には、2死から山中稜真選手のプロ初安打となる二塁打と、若月健矢選手の適時二塁打で1点を追加。続く野口智哉選手が四球を選び2死1、2塁とすると、福田選手の適時打でこの回2点目を挙げた。

　相手投手が交代した5回表は、先頭・西川選手の二塁打と、杉本選手の安打、西野真弘選手の四球で1死満塁とし、山中選手の2点適時打で追加点。6回表にも頓宮選手の適時二塁打で8対1に。そして、7回表には2死2、3塁から福田選手と太田椋選手の連続適時打で10点目を奪う。9回表にも太田選手が適時打と、攻撃の手を緩めなかった。

　先発・九里亜蓮投手は1回裏、2死から万波中正選手に1号ソロを被弾。3回裏には2死から連続内野安打で1、3塁とするも、万波選手を今度は空振り三振で抑えピンチをしのいだ。4回裏以降は立て直し、8回まで2塁を踏ませない投球を続けた。9回裏は、山崎颯一郎投手が無失点で試合を締めている。

　勝利したオリックスは、先発の九里投手が8回106球5安打無四死球6奪三振1失点の好投で移籍後初勝利。打線は福田選手が3安打2打点を記録したほか、6選手が2安打を記録するなど、計16安打11得点の猛攻で5連勝を飾った。

　一方敗れた北海道日本ハムは、先発・金村尚真投手が初回に3点を失うなど、4回75球7安打2四球2奪三振5失点と精彩を欠いた。打線は、万波選手に今季初本塁打が出たものの、つながりを欠き、計6安打1得点で今季初の連敗を喫している。

　 １２３４５６７８９ 計
オ ３００２２１２０１ 11
日 １００００００００ １

オ ○九里亜蓮-山崎颯一郎
日 ●金村尚真-山本拓実-松岡洸希-福谷浩司-齋藤友貴哉

文・丹羽里歩子

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