◇埼玉西武対北海道日本ハム 第2回戦(29日・ベルーナドーム)
埼玉西武の渡邉勇太朗投手が、7回2失点の粘りの投球を披露した。
開幕2戦目の先発を任された渡邉投手。初回にいきなり万波中正選手に二塁打を浴びると、自身の暴投で無死3塁とピンチ拡大。続く清宮幸太郎選手の内野ゴロの間に走者が生還し、先制を許す。しかし、以降は調子を上げ2回、3回と2イニング連続で3者凡退に。4回に郡司裕也選手の適時打で1点を失ったが、要所を締める投球で追加点を与えず。7回には、先頭のマルティネス選手に安打を浴びたが、味方の好守にも助けられ、7回95球5安打1四球4奪三振2失点でマウンドを降りた。
オープン戦は3試合で防御率0.00をマークし、開幕ローテ入りを果たした渡邉投手。味方の援護に恵まれず、白星こそつかなったが、強力北海道日本ハム打線相手に、粘投を披露し、次の登板につながる結果となった。
◇渡邉投手 コメント
「開幕2戦目の登板で少し緊張しましたが、いつも通り投げることができたと思います。初回、万波選手への初球は力の抜けた直球を打たれてしまったので、反省点ですが、最小失点で抑えて良い流れを作ることができた点は良かったです」
文・谷島弘紀
渡邉勇太朗が7回2失点の粘投 白星つかずも堂々たるピッチング
パ・リーグ インサイト
2025.3.29(土) 16:20
