【ファーム】笹川吉康が決めた! 両軍26安打の乱打戦はサヨナラで幕引き

パ・リーグ インサイト

2025.3.29(土) 17:10

福岡ソフトバンクホークス・笹川吉康選手©パーソル パ・リーグTV
福岡ソフトバンクホークス・笹川吉康選手©パーソル パ・リーグTV

 3月29日、タマホームスタジアム筑後で行われたウエスタン・リーグ公式戦、福岡ソフトバンク対オリックス2回戦は、6対5で福岡ソフトバンクがサヨナラ勝ちした。

 先発・板東湧梧投手は、初回から不安定な投球。四球と安打で1死満塁のピンチを背負うと、香月一也選手の適時打で先制を許す。2回表には1死3塁から犠飛で1点を追加された。一方の打線は2回裏、連打などで2死満塁の好機を得ると、押し出し四球で1点を返す。3回裏には、重松凱人選手の二塁打で無死2塁とし、柳町達選手の適時打で同点に追い付いた。

 同点で迎えた5回表、板東投手は内藤鵬選手に適時打を浴び、2対3に。なおも2死1、2塁で降板し、後を継いだ大城真乃投手も安打を許したが、ここは重松凱人選手の好返球で失点を阻止した。しかし大城投手は6回表にも1失点。2点ビハインドで終盤を迎える。

 7回表は木村大成投手が3者凡退とすると、7回裏は2死1、3塁から大友宗選手の適時打で1点差に詰め寄った。9回表は濵口遥大投手が1点を失うも、9回裏、四球と相手失策で1死2、3塁の好機を得る。ここで代打・山本恵大選手が2点適時二塁打を放ち同点に。さらに1死3塁から笹川吉康選手に適時打が生まれ、サヨナラ勝ちを決めた。

 勝利した福岡ソフトバンクは、終盤に打線がつながった。板東投手は4.2回84球7安打2四球2奪三振3失点の内容。笹川選手がサヨナラ打を含む2安打1打点で勝利に貢献した。一方敗れたオリックスは、先発の佐藤一磨投手が5回89球7安打3四死球5奪三振2失点と粘りの投球も、救援陣が振るわず。打線では内藤鵬選手、香月一也選手が2安打1打点の活躍を見せた。

  123456789  計
オ 110011001  5
ソ 011000103X 6

オ 佐藤一磨-村西良太-本田圭佑-入山海斗-●才木海翔
ソ 板東湧梧-大城真乃-木村大成-木村光-○濵口遥大

文・谷島弘紀

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