3月28日、京セラドームで行われたオリックスと東北楽天の第1回戦は、3対2でオリックスが勝利。2010年以来15年ぶりの本拠地開幕戦白星となった。
オリックスの先発は、自身2年連続の開幕投手となる宮城大弥投手。初回、2回と3者凡退で打ち取る上々の立ち上がりを見せた。すると直後の2回裏、1死から西川龍馬選手がチーム初安打となる内野安打で出塁すると、続く太田椋選手に1号2ランが飛び出し、2点を先制する。
援護を受けた宮城投手は、7回表まで走者を一人も許さない完璧な投球を見せる。8回表、辰己涼介選手に初被安打となる内野安打を許すと、代打・フランコ選手にも安打を浴び、1死1、3塁のピンチ。続く伊藤裕季也選手の犠飛で1点を失うも、リードは守り切る。
9回表はマチャド投手が登板したが、先頭・阿部寿樹選手の二塁打などで1死3塁から、宗山塁選手に適時打を浴び、同点に追い付かれる。それでも9回裏、オリバレス選手の来日初安打などで2死2塁の好機をつくると、若月健矢選手に適時二塁打が飛び出し、3対2でサヨナラ勝利。
宮城投手が、8回98球2安打無四死球7奪三振1失点の好投。野手では西川選手が3安打をマークしている。敗れた東北楽天は、先発・早川隆久が6回76球4安打無四死球4奪三振2失点。9回に一時同点とするも、鈴木翔天投手が痛恨の一打を浴びた。
123456789 計
楽 000000011 2
オ 020000001X 3
楽 早川隆久-西口直人-ターリー-江原雅裕-●鈴木翔天
オ 宮城大弥-○マチャド
文・杉森早翔
若月健矢がサヨナラ打 オリックス本拠地開幕戦で15年ぶりの白星
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2025.3.28(金) 21:30
