◇オリックス対東北楽天 第1回戦(28日・京セラドーム大阪)
オリックスの宮城大弥投手が、7回までパーフェクトピッチングを披露した。
2年連続の開幕投手を託された宮城投手は初回、小深田大翔選手を直球で二ゴロに仕留めると、2番に座った東北楽天ドラ1・宗山塁選手をスライダーで空振り三振に切る。続く小郷裕哉選手を2球で打ち取り、立ち上がりをテンポ良く3人で退けた。
3回表、4回表は持ち味である緩急自在の投球でそれぞれ2三振を奪った。中盤も球威は衰えず、7回まで84球無安打無四死球無失点と完全試合ペースでアウトを重ねていく。
ところが8回表、先頭の辰己涼介選手が内野安打。打ち取った当たりだったが、ボテボテの当たりとなり完全試合・ノーヒットノーランを逃した。続く浅村栄斗選手を遊飛で打ち取ったものの、代打・フランコ選手に安打を浴び、1死1、3塁から伊藤裕季也選手の犠飛で1失点。それでも、代打・鈴木大地選手を3球三振に仕留め、8回98球2安打無四死球7奪三振1失点でマウンドを後にした。
◇宮城投手 コメント
「「(開幕戦のマウンドは)試合前まではあまり無かったのですが、マウンドに上がった時は少し緊張感がありました。いいボールも悪いボールもありましたが、野手の方々の守備のおかげでテンポよく投げることができたと思います。8回のところは甘く入ってしまったボールもありましたし、もう少し工夫して投げられるようにしたかったです」
【宮城大弥投手VS東北楽天 8回までの打席結果】
◇1回表
・小深田大翔:二ゴロ
・宗山塁:空振り三振
・小郷裕哉:三ゴロ
◇2回表
・辰己涼介:三直
・浅村栄斗:左飛
・村林一輝:一飛
◇3回表
・伊藤裕季也:見逃し三振
・太田光:左飛
・田中和基:空振り三振
◇4回表
・小深田大翔:空振り三振
・宗山塁:二ゴロ
・小郷裕哉:見逃し三振(最速:152km/h)
◇5回表
・辰己涼介:三邪飛
・浅村栄斗:三ゴロ
・村林一輝:中飛
◇6回表
・伊藤裕季也:一飛
・太田光:遊ゴロ
・田中和基:見逃し三振
◇7回表
・小深田大翔:二ゴロ
・宗山塁:二ゴロ
・小郷裕哉:遊ゴロ
◇8回表
・辰己涼介:一安
宮城大弥が8回7奪三振1失点の好投 7回まで完全投球
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2025.3.28(金) 21:05
