8月24日、ヤフオクドームで行われた福岡ソフトバンクと埼玉西武のカード初戦は、3対2で2位・福岡ソフトバンクが勝利。首位・埼玉西武を破り、連勝を「7」まで伸ばした。
試合は初回から動いた。1回表、福岡ソフトバンク先発・千賀投手が2三振を奪う立ち上がりを見せ、迎えた1回裏。1番・今宮選手が埼玉西武先発・菊池投手の初球を捉え、左翼席中段への先頭打者弾。6連勝中の勢いそのまま、福岡ソフトバンクが先制点を挙げた。
先制を許した埼玉西武は3回表、浅村選手の適時打で同点に追い付いたが、直後の3回裏、4番・柳田選手が第27号勝ち越し2ランを放つ。M点灯を狙う埼玉西武は4回表、中村選手の第22号ソロでスコアを2対3とし、以降は両先発により1点を争う緊迫した展開が繰り広げられた。
千賀投手は6回2/3、2失点でマウンドを降り、7回途中から福岡ソフトバンクは継投策に入る。嘉弥真投手、加治屋投手が無失点リレーをつないで、1点リードの9回表には森投手がマウンドへ。2死2塁のピンチを招いたものの、代打・栗山選手を三振に抑えて試合を締めた。
福岡ソフトバンクと埼玉西武のカード初戦は、1点リードを守り切った福岡ソフトバンクが3対2で勝利。首位・埼玉西武を破り、連勝を「7」に伸ばした。
千賀投手は7回途中3安打12奪三振2失点で今季10勝目を挙げ、3年連続の2桁勝利に到達。対する菊池投手は8回を投げ切り、最後まで追加点は許さなかったが、序盤の失点が響いた。
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