強いものは強い。首位が2位を逆転で打ち負かし、直接対決勝ち越し

パ・リーグ インサイト

2018.8.19(日) 21:36

埼玉西武ライオンズ・辻発彦監督(C)PLM
埼玉西武ライオンズ・辻発彦監督(C)PLM

8月18日、メットライフドームで行われた埼玉西武と北海道日本ハムの首位攻防第3戦は、3番・浅村選手に2本塁打が飛び出し、埼玉西武が逆転勝利を挙げた。

埼玉西武・ウルフ投手、北海道日本ハム・マルティネス投手の先発で始まった試合は初回からいきなり動く。まずは表の攻撃で4番・中田選手の適時打で北海道日本ハムが1点を先取すると、直後に3番・浅村選手が「先制はされましたが、すぐに1点かえせてよかったです」という24号ソロを放ち、すぐさま試合を振り出しに戻す。

2回、3回はともに無得点に終わるが4回にそれぞれ1点ずつを加え、仲良く2対2で前半を折り返す。すると、6回表に中田選手、田中賢選手の安打で得点機を作り、7番・鶴岡選手、8番・渡邉選手の連続適時打で北海道日本ハムが2点をリードする。

7回裏のマウンドには100球を超えたマルティネス投手が上がり、疲れの見え始めたところに怖い獅々打線が襲い掛かる。まずは先頭の中村選手が安打で出塁し、栗山選手の四球、金子侑選手の適時打で1点を返し、3対4。1点差に詰め寄ると、その後の満塁の絶好機で2番手・公文投手の直球を捉え、3番・浅村選手が今日2本目の一発となる25号満塁弾。北海道日本ハムが誇る勝ちパターンを攻略し、埼玉西武が試合を一気にひっくり返す。

8回は両軍が無得点で攻撃を終え、最終回のマウンドには防御率1点台の新守護神・ヒース投手が上がる。4番・中田選手から始まる攻撃にも動じず、無失点に抑えて試合終了。首位・埼玉西武が2位・北海道日本ハムを退ける価値ある勝利。直接対決の3連戦を2勝1敗で勝ち越し、ゲーム差を6.5に広げた。

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