46試合目の登板も「疲れは大丈夫」
福岡ソフトバンクの嘉弥真新也投手が16日の東北楽天戦、1点ビハインドの8回に登板し左打者3人を完璧に抑えた。
点差はわずかに1点で、残る攻撃は2イニング。そんな場面で嘉弥真はマウンドに上がった。対するは楽天の中軸である島内、枡田、銀次の左打者3人。まずは島内を空振り三振、枡田をセンターフライに斬った後、銀次には粘られながらも最後は見逃し三振に仕留めた。
テンポよく3者凡退に退けて、8回裏の味方の攻撃に向けて最高の流れを作ってみせた。嘉弥真は「僕もいけると思ったんですけどね…」と、味方の反撃を期待したが東北楽天の細かな継投策に抑え込まれた。
7月22日の北海道日本ハム戦でヒットを打たれて以来、これで8試合連続で安打を許していない。「対戦する相手が少ないので…」と謙遜に語るが、今は加治屋蓮とともに最も頼れる存在であることは間違いない。46試合目の登板となったが「疲れは大丈夫です」と頼もしい。今後も味方に流れを呼び込む好投に期待がかかる。
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