10月5日、楽天モバイルパーク宮城で行われた東北楽天と北海道日本ハムの第24回戦は、3対2で北海道日本ハムが勝利した。
北海道日本ハムは初回、水谷瞬選手の安打などで2死3塁とし、レイエス選手の適時打で先制に成功。なおも2死1、2塁の好機で、上川畑大悟選手に適時二塁打が飛び出し、2点を先行する。
先発・加藤貴之投手は初回、2回裏と得点圏に走者を背負いながらも3塁は踏ませない好投で、2回31球2安打無四死球無失点で降板。続く3回裏、宮西尚生投手が犠飛で1点を失ったが、4回裏からは北山亘基投手が今季初めて中継ぎで登板すると、2イニングを完璧に抑える好リリーフを見せる。しかし6回裏、金村尚真投手が1死2、3塁から渡邊佳明選手に犠飛を許し、同点に追い付かれた。
それでも2対2で迎えた8回表、清宮幸太郎選手に15号ソロが飛び出し勝ち越しに成功する。8回裏は、6回から続投の金村投手が3者凡退に打ち取ると、9回裏は齋藤友貴哉投手が無死2塁のピンチを背負うも、1点を守り切って試合終了。
勝利した北海道日本ハムは金村投手が今季7勝目をマークすると、齋藤投手はプロ初セーブをつかんだ。打線は、レイエス選手が2安打1打点、松本剛選手が2安打を記録している。一方の敗れた東北楽天は、先発の藤井聖投手が7回106球8安打無四死球9奪三振2失点(自責点1)の好投も、打線が相手投手陣の細かい継投の前に5安打と攻略しきれなかった。
123456789 計
日 200000010 3
楽 001001000 2
日 加藤貴之-宮西尚生-北山亘基-○金村尚真-S齋藤友貴哉
楽 藤井聖-●藤平尚真-宮森智志
文・藤井美月
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