9月30日、ベルーナドームで行われた埼玉西武と北海道日本ハムの第24回戦は、8対0で埼玉西武が勝利した。

　埼玉西武・先発の武内夏暉投手は初回、2者連続三振を含む3者凡退の立ち上がり。2回以降は5回まで毎回走者を背負いながらも、要所を締める投球で無失点に抑える。6回表からは3イニング連続で3者凡退に打ち取り、8回102球3安打3四球5奪三振無失点でマウンドを降りた。

　打線は3回裏、外崎修汰選手と岸潤一郎選手の連打などで1死2、3塁から、源田壮亮選手の2点適時内野安打で先制。さらに5回裏、岸選手の三塁打で1死3塁から炭谷選手の犠飛で追加点を挙げると、6回裏にも2死1塁から野村大樹選手の適時三塁打で4対0とリードを広げた。

　さらに7回裏にも2死満塁から西川愛也選手、佐藤龍世選手の連続適時打で4点を追加。8点リードの最終9回表は平良海馬投手が3者凡退に抑え、試合は終了した。勝利した埼玉西武は、先発の武内投手が8回0封で10勝目。打線は西川選手が2安打2打点、岸選手が2安打をマークしている。

　一方、敗れた北海道日本ハムは、先発の山崎福也投手が5回68球5安打無四死球2奪三振無失点の内容。打線は散発3安打無得点と相手投手陣を前に苦しんだ。

　 １２３４５６７８９ 計
日 ０００００００００ ０
西 ００２０１１４０Ｘ ８

日 ●山崎福也-柳川大晟-宮西尚生-杉浦稔大-山本拓実
西 ○武内夏暉-平良海馬

文・横山蒼

関連リンク

・試合詳細／動画
・武内夏暉が規定投球回到達＆2桁10勝　球団新人では2007年・岸孝之以来の快挙
・即戦力ルーキー・武内夏暉の精密コントロールの秘密に迫る
・テーマは「全力！おもてなし」埼玉西武 11.23ファン感謝イベント