9回2死から代打・栗山巧が逆転タイムリー! 羽田慎之介はプロ初勝利をマーク

パ・リーグ インサイト

2024.9.26(木) 21:46

埼玉西武ライオンズ・栗山巧選手 ©パーソル パ・リーグTV
埼玉西武ライオンズ・栗山巧選手 ©パーソル パ・リーグTV

 9月26日、みずほPayPayドームで行われた福岡ソフトバンクと埼玉西武の第25回戦は、4対2で埼玉西武が勝利。今季の福岡ソフトバンク戦を8勝17敗で終えた。

 埼玉西武の先発・菅井信也投手は1回裏、二塁打などで1死3塁とし、栗原陵矢選手の適時打で先制を許す。4回裏には2安打と四球で2死満塁のピンチを背負ったが、最後は空振り三振で凌いだ。5回98球7安打2四球6奪三振1失点で降板。

 打線は3回まで毎回走者を出しながらも、得点は奪えず。4回表、5回表は3者凡退に抑えられた。それでも6回表、先頭・長谷川信哉選手がレフトスタンドへ2号ソロを放ち、試合は振り出しに。

 6回裏は佐藤隼輔投手が無失点でつないだが、7回裏に甲斐野央投手が安打と犠打で1死2塁とされ、味方の失策で1点を失い、勝ち越しを許す。8回裏は羽田慎之介投手が四球で走者を許しながらも無失点に抑えた。

 すると9回表、佐藤龍世選手の安打と野村大樹選手の死球、平沼翔太選手の内野安打で無死満塁の好機を演出。後続が連続三振に倒れるも、代打・栗山巧選手の2点適時打で逆転に成功した。続く長谷川選手の適時打で4対2と点差を広げ、9回裏はアブレイユ投手が3者凡退で試合を締めた。

 勝利した埼玉西武は、3年目の羽田投手がプロ初勝利。打線は長谷川選手が本塁打を含む2安打2打点の活躍を見せるなど、計8安打4得点を挙げた。一方敗れた福岡ソフトバンクは、先発・有原航平投手が中5日のマウンドで8回120球4安打3四死球9奪三振1失点の好投も、14勝目とはならず。打線では、牧原大成選手が2安打をマークしている。
 
  123456789 計
西 000001003 4
ソ 100000100 2

西 菅井信也-佐藤隼輔-甲斐野央-○羽田慎之介-Sアブレイユ
ソ 有原航平-●オスナ

文・丹羽里歩子

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