加藤貴之が9回2失点で自身初2桁勝利到達 北海道日本ハムが投手戦を制す

パ・リーグ インサイト

2024.9.22(日) 20:49

北海道日本ハムファイターズ・加藤貴之投手 ⓒパーソル パ・リーグTV
北海道日本ハムファイターズ・加藤貴之投手 ⓒパーソル パ・リーグTV

 9月22日、京セラドーム大阪で行われたオリックスと北海道日本ハムの第25回戦は、3対2で北海道日本ハムが投手戦を制した。

 北海道日本ハムの先発・加藤貴之投手は2回裏、2死1塁から紅林弘太郎選手の適時二塁打で先制される。しかし直後の3回表、先頭・上川畑大悟選手が安打で出塁すると、1死から水野達稀選手の6号2ランが飛び出し、逆転に成功した。

 加藤貴投手は3回から4イニング連続で3者凡退に抑えるが、7回裏2死2塁から西川龍馬選手の適時打で同点に。それでも打線は9回表、万波中正選手の二塁打、郡司裕也選手の内野安打と犠打で1死2、3塁の好機をつくると、代打・松本剛選手の内野ゴロの間に、代走・五十幡亮汰選手が生還し、1点を勝ち越す。

 加藤貴投手は9回裏のマウンドにも上がると、3者凡退に抑えて試合終了。9回125球5安打無四死球6奪三振2失点と完投し、自身初の2桁勝利に到達。打線では、水野投手が一時逆転弾を含む2安打2打点、万波選手、郡司選手も2安打の活躍を見せた。

 一方の敗れたオリックスは、先発・宮城大弥投手が9回128球10安打無四死球13奪三振3失点の力投も、打線があと一歩及ばず。なお、森友哉選手は2安打をマークしている。

  123456789 計
日 002000001 3
オ 010000100 2

日 ○加藤貴之
オ ●宮城大弥

文・西嶋葵

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